三ケ日原人の姿に出会う
今日は三ケ日の只木神明宮へ。
その神域は三輪族との繋がりのある場所。
神明宮についてはまた後で書くけれど、
今日は神社裏にある三ケ日原人遺跡でのこと。
旧石器時代にいたであろう磐座には、
その長たるスピリットが残っており、
私に姿を見せてくれました。
姿を見せてくれたと言うか、
そこを訪ねた私をジーッと隠れて見ている。
長たる翁は
今の人間の姿とは異なり
本当に小柄。
旧石器時代の暮らしぶりは
明るい内に外で活動し、
夜は動物たちから身を隠すように岩穴に隠れる。
動物たちと生かし合いの暮らし。
人は二足歩行だけれども
猿に近い動き。
山は簡単に登り
岩や樹々からの栄養が貴重な時代。
人の進化した姿に
長たる翁以外にも数人の三ケ日原人たちが現れてくれた。
現在の人の姿に興味がある様子。
そんな三ケ日原人と出会った今日。
三ケ日で有名なみかん。
『蜜柑』と書くように3000万年前に蜜の国インド、タイ、ミャンマーの食べ物だったそう。
日本に入ってきたのは1200年前。
日本のみかんとしてできたのは400年前。
確かに旧石器時代の彼らの姿にみかんを食べている姿は見えない。
人は進化したな。
本当に実感した三ケ日原人との出会い。
人が人間王国にした
土地土地に残る血の痕や
この今の暮らし。
考えさせられるなー。
関連記事